August 02, 2004

music and society

『音楽はいろんな意味で
 物理的な法則への反抗だと思っている。
 その一つが沈黙との関係だ。

 サウンドは一過性のものであり、
 沈黙ときわめて具体的な関係を持っている。

 物体が地面に引き寄せられるのと同じように、
 サウンドもまた沈黙に引寄せられる。

 音楽をつくるという行為は、
 自然の摂理法則の多くを
 拒絶しようとするものであるゆえに、
 勇気ある行為なのだ。

   from 「音楽と社会」
バレンボイム&サイード



chakovsky at 19:56│Comments(0)TrackBack(0) books | books

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