March 24, 2006

『ザーヒル』

私はまず、子供のころに習った詩の一節を思い返した―

『人々に望まれぬものが訪れるとき
私は恐れるかもしれない。
あるいは笑みを浮かべてこう言うかもしれない。
わが一日はいい一日だった、さあ、夜よ降りてこい。』

その通りになればいいと私は思う―
すべてのものがその場所におかれているように。

たとえ、今日、死ななければならなかったとしても、
自分の人生で起こったすべてのことにかかわらず、
幾多の敗北にもかかわらず、
自分がこうむった数々の不正、
他の人に課した数々の不正にもかかわらず、
最後の一分までちゃんと生き続け、
確信をこめてこう言いたいのだ―

「わが一日はいい一日だった、さあ、夜よ降りてこい」と。

from 『ザーヒル』
by パウロ・コエーリョ


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コエーリョは道徳の教科書のためにしか
書かないつもりなのかと思っていた。
すばらしい作品だった。
これは彼の最高傑作になるんじゃないか?

chakovsky at 19:57│Comments(2)books 

この記事へのコメント

1. Posted by TAK   March 24, 2006 20:48
読みたい!
2. Posted by chakita   March 26, 2006 01:58
貸してあげまっせー。

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chakovsky
人との関わりのなかでしか自分を見出せない、action ならぬre-action な人間。数字や詳細に弱く、周りはざっくりとした雰囲気でしか捉えていません。ま、細かいこと言うなよ。な。
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