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November 14, 2005

冬の匂い

北極周辺に住むイヌイットの人たちは『雪』を
50もの異なる言い方で呼ぶのだそうだ。

一年中雪が降り積もる土地で彼らは毎日空を見上げながら
私にはおよそ想像もできない些細な違いを見出し、
移り変わる季節を感じているのだろうか。

午後、明るい灰色の雲に覆われた空の下に歩みだしてみたら
そこは確かに冬の匂いで充満していた。
「ああ、この匂いだ。これを嗅ぐと冬がやってきたのだと
毎年感じるのだ」と思うものの、その匂いをピッタリ説明できる
言葉をいくら捜しても、私の辞書には見つからなかった。

一見、なんの目じるしもない白銀の世界で
迷わずに旅をすることができるイヌイットの人たち。
彼らはこの寒い季節を「冬」と一括りにしてしまう我々を笑うだろうか。

chakovsky at 16:54|PermalinkComments(1)TrackBack(0)
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chakovsky
人との関わりのなかでしか自分を見出せない、action ならぬre-action な人間。数字や詳細に弱く、周りはざっくりとした雰囲気でしか捉えていません。ま、細かいこと言うなよ。な。
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