work
August 03, 2004
曖昧な立ち直り
『大体、行き詰まるときって
本当に次元の低い、具体的なことが
原因なんですよ。
悩みの次元も低いし、
やけに具体的なことだったりして、
それだけに、そのときは本当に辛い。
大体は「自分には力がないんじゃないか」
ということで苦しむのだけど、
どうにかして仕事を切り抜けちゃった後は
「何とかやっていけるかもな」と
非常に曖昧な立ち直り方をしてしまう。
「こんなに力がないのだったら、
もう足を洗ったほうがいいのではないか」
と思うこと自体は良いことなんです。
でも“何となく立ち直る”のはいけない。
一歩でも二歩でも前進してるということを
細かく、ちゃんと、確認していくこと。
そうすればやっていけそうな気がするものです。』
by 高畑勲
スタジオ・ジブリ
本当に次元の低い、具体的なことが
原因なんですよ。
悩みの次元も低いし、
やけに具体的なことだったりして、
それだけに、そのときは本当に辛い。
大体は「自分には力がないんじゃないか」
ということで苦しむのだけど、
どうにかして仕事を切り抜けちゃった後は
「何とかやっていけるかもな」と
非常に曖昧な立ち直り方をしてしまう。
「こんなに力がないのだったら、
もう足を洗ったほうがいいのではないか」
と思うこと自体は良いことなんです。
でも“何となく立ち直る”のはいけない。
一歩でも二歩でも前進してるということを
細かく、ちゃんと、確認していくこと。
そうすればやっていけそうな気がするものです。』
by 高畑勲
スタジオ・ジブリ